どうも、ご無沙汰しております。

前回の投稿から 8か月。以外とそんなに間あいてないですね。

blogをここを残したまま、新しく立ちあげたいなぁと思いつつ
左にいる、可愛いフクロウちゃんを見ると、中々引っ越せずにいます。

さて、映画のレビューはFilmarksで書いて、お勧めしたいやつはinstagramの
ストーリーでシェアしてますが、本のそういうアプリってないなぁって
いやっあるんだろうけど、シンプルでスタイリッシュなものがないなぁと思ったので
やっぱり、ここで書きます。

息子が産まれて、読書なんてしたくてもできない、ましてや小説なんて
という状況でしたので、小説を読書をすることをはなっから諦めて生活をしていましたが
ひょんな事から村上春樹さんの有料記事の無料で読めるさわりの部分だけを拝見して
そこから、今お勉強している事とも関連していたので、手を付けていたら

家に転がってる、読む読む詐欺をしていた小説を思い出して
息子に適度に絡みながら(半ば上の空で、ごめんよ息子)
一気に読破しました。

(というのも、一気に読破しないと本が読めない族なのです。通勤や隙間時間に
少し読んで、少しずつ読み進める事ができません。いつも完全読破式です)

村上春樹のデビュー作
風の歌を聴け

を読みました。

Amazonのレビューで、すごく少数派ですが「つまらない」って言ってる人もいたから
どうかなと思ったら、全然面白かった。

確かにコレといった何かが起きる様なストーリーではないけど、私が春樹作品を好きな理由が
ちゃんと描かれていて、やっぱり好きだと確信した。

当の本人は、どんな理由で嫌なのかは本人の言葉を見つけられなかったのですが
とにかく、この当時のデビュー作は好きでないらしいという噂。

いやぁデビュー作で、この作品って、本当天才なんだけども。天才じゃなくて凡人なんだとしても、私は春樹の書く文章が本当好き。というか愛してる。

レビューはあまり得意ではないので、私が気に入った春樹メタファー及び文章を抜粋したいと思います。


「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」
これについて、こちらのblogさんがすごく分かりやすく解説していて、おもしろいです。

「文章をかくという作業は、とりもなおさず自分と自分をとりまく事物との距離を確認することである。必要なものは感性ではなく、ものさしだ」

「暗い心を持つものは暗い夢しかみない。もっと暗い心は夢さえも見ない」

“もしあなたが芸術や文学を求めているのならギリシャ人の書いたものを読めばいい。真の芸術が生み出される為には奴隷制度が必要不可欠だからだ。古代ギリシャ人がそうであったように、奴隷が畑を耕し、食事を作り、船をこぎ、そしてその間に市民は地中海の太陽の下で試作に耽り、数字に取り組む。芸術とはそういったものだ。
夜中の3時に寝静まった台所の冷蔵庫を漁るような人間には、それだけの文章しか書くことはできない。そしてそれが僕だ。”

「ねぇ、人間は生まれつき不公平に作られている。」
「誰の言葉?」
「ジョンFケネディ」

「山羊はいつも重い金時計を首から下げて、ふうふう言いながら歩きまわってたんだ。ところがその時計はやたらに重いうえに壊れて動かなかった。そこに友達の兎がやってきてこう言った“ねぇ山羊さん、なぜ君は動きもしない時計をいつもぶら下げているの?重そうだし役にもたたないじゃないか”ってさ。“そりゃ重いさ”山羊が言った。“でもね、慣れちゃったんだ。時計が重いのにも動かないのにもね”」
「ある日、山羊さんの誕生日に兎はきれいなリボンのかかった小さな箱をプレゼントした。それはキラキラ輝いて、とても軽く、しかも正確に動く新しい時計だったんだね。山羊さんはとっても喜んでそれを首にかけ、みんなに見せて回ったのさ」
「君が山羊、僕が兎、時計は君の心さ」

「ねぇ、僕のことなら何も気にしないでいい。それでも気になるなら公園に行って鳩に豆でもまいてやってくれ」

(短所をなおさないと損するわよと女性に言われて)
「多分ね。でもね、ポンコツ車と同じなんだ。何処かを修理すると別のところが目立ってくる。」

「でもね、よく考えてみろよ。条件はみんな同じなんだ。故障した飛行機に乗り合わせたみたいにさ。もちろん運の強いのもいりゃ運の悪いものもいる。タフなのものもいりゃ、弱いのもいる。金持ちもいりゃ貧乏人もいる。だけどね、人並み外れた強さを持ったやつなんて誰もいないんだ。みんな同じさ。何かを持ってるやつはいつか失くすんじゃないかとビクついているし、何も持ってないやつは永遠に何も持てないんじゃないかと心配してる。みんな同じさ。だから早くそれに気づいた人間がほんの少しでも強くなろうって努力をするべきなんだ。振りをするだけでもいい。そうだろ?強い人間なんてどこにもいやしない。強い振りのできる人間が居るだけさ。」


xx

 

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